2014年02月27日

終了

箙写真.JPG

日曜日の観世会「箙」終わりました。


今回はいろんな意味で「初心」。さしずめ「術後の初心」とでも言いましょうか。

この日に合わせるため逆算しての入院、手術、休養…  そして復帰。

昨年9月に舞った「井筒」では思うように声が出ず、いよいよ覚悟を決めました。

それ以来の演能となります。

…結果…

術後初めて「本気」の謡。自身の感じはまだ8〜9割程度か。最後でちょっと1年前の感覚に近づいた気はしましたが…

「かまえ」も「ハコビ」もひと月休むと何かしっくりきませんね。
自分の体でないみたいな…

やはり我々役者は絶えず走り続けていないとダメみたいです。

しかし今回のこの一番にはいろんな思いが詰まっていて「次第」の歩みの時は感無量でした。




心配して駆けつけてくださった病院の皆さん。

後援いただいている会員の皆さん。

そして応援してくださっている一般の方々。

どうもありがとうございました。

これからも一番一番を大切に勤めてまいります。


忘れられない「一番」です。



posted by wakeba at 01:03| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月17日

箙の梅

結婚式が夕方だったので思い切って三宮まで行きました。
お目当てはもちろん「箙の梅」

三宮で降りて徒歩5分。

そこに生田神社はありました

生田神社.JPG

大震災での膨大な被害からわずか1年半で復興。

地元の方々の信仰の大きさを感じます。

生田の森、八丁の梅、生田池などを見て回り最後に「箙の梅」をじっくりと拝見。

1箙の梅.JPG

紅梅、白梅ともにきれいに咲いておりました。

箙の梅2.JPG

史跡保存会の立て看板を読むと、景季が咲き乱れている梅を箙に挿し、

かかれば花は散りけれども匂いは袖にぞ残るらん

「吹く風を 何いといけむ  梅の花 散り来る時ぞ 香はまさりけり」

という古き言葉を思い出した、と書かれていました。

その香が呼んだのか、たくさんのミツバチが白梅に群がっていたのは印象的でした。

「箙」って「勝修羅物」でありながら「修羅道」の苦しみが他の2曲よりも結構如実に描かれていて、どうしても強さ、を意識してしまうのですが
今日はこの梅をみて、そしてこの歌を詠んで少しイメージが変わりました。

知盛、重衡の平家軍を相手に獅子奮迅の活躍を見せた梶原親子。

そんな殺伐とした中に梅を箙に挿し戦った景季。

訪れて良かったです。

そんな生田神社の中にある喫茶店。

その名も喫茶「箙」。

喫茶  箙.JPG



思わず入って飲んだカフェオーレは…



普通の味でした!!




posted by wakeba at 23:39| 京都 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月08日

若武者…

今月の観世会にて「箙」(えびら)を舞います。

この曲のシテは23歳の梶原源太景季(かじわらげんたかげすえ)という源氏方の武将です。

修羅物には珍しい勝ち戦のお能。

戦場で兜を打ち落とされたため代わりにそこに咲いていた白梅を腰に差して戦った風流な若武者。

しかし後半には修羅の苦しみを訴え、僧に回向を願うというストーリー。

18年前に舞ったときは何も考えずにただ我武者羅に勤めましたが、今はいろいろ考えてしまいます…

若さ、雅、風流、苦しみ…

とりあえず方向性を求めて舞台で迷走しています。

23日には答えをお見せできるように。

久しぶりの直面。ちょっときついものがありますが…

さてどうしましょう

例会表.jpg



posted by wakeba at 23:50| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月05日

始動!!

2月になりました

…  ということでいよいよ娑婆に復帰

2日は春秋座で「船弁慶」の後見。実に12月23日以来、41日ぶりの舞台です。

ちょっと動くと頭がポーッと…
正座すると足が痺れ…

完全に鈍っておりました  ダメですね



恐る恐る今日は初稽古

皆さんと久しぶりの対面!

懐かしい?顔見て元気が出ました。


よし!!





posted by wakeba at 00:37| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月31日

お久しぶりです

ずいぶんご無沙汰してしまいました。

…というのも実は入院しておりました。

病室  新.JPG
(こんな部屋)

重湯.JPG
(一番きつかった食事)

景色.JPG
(病室からの景色)

ホワイトボード.JPG
(必需品)



退院してからもしばらくは安静に!ということで結局、今月は完全オフ。

舞台も稽古もお休みです…

もうじき腐る…

というところで昨日ようやくGOサインが出ました。

明日から二月。

取り戻します!!

遅ればせながら…

今年もよろしくお願いします!!
posted by wakeba at 00:28| 京都 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月11日

三田大会

東京の会の翌日から文化庁の仕事で九州へきております。

先週は大分、そして今週は宮崎…

日毎に増す疲労も子供たちの笑顔に癒されます。
明日で終了。頑張ってます!!

そしていよいよ週末は三田の大会。

14日(土)に三田市総合文化センター小ホール(郷の音ホール)にて10時から催します。
どなたでもお越しいただけますので是非是非いらしてください。

番組は

素謡「橋弁慶」「通小町」「井筒」
仕舞「屋島」楊貴妃」
素謡「松風」
舞囃子「班女」「龍田」
素謡「卒都婆小町」
舞囃子「歌占」「羽衣」

番外仕舞「野宮」片山九郎右衛門

能「百万」

素謡「安宅」
舞囃子「融」
素謡「安達原」

最後に私が仕舞「山姥」を舞って終わりです。

終了予定は18時。

これで今年の真謡会はすべて終わり。

よろしくお願いします。
posted by wakeba at 18:02| 京都 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年12月02日

真謡会東京大会

昨日、いや、もう一昨日。

国立能楽堂をお借りして東京の会員さんの発表会を催しました。

東京の稽古場もおかげさまで7年目。
なんとか東京主催で会が出来るようになりました。

1130国立会.JPG



といってもまだまだ発展途上の若い若い稽古場。
後半は他の稽古場の応援付です。

申し合わせもなかなかすっきりいかず不安度満点。

ドキドキハラハラの連続でしたがなんとか大事故なく無事終了。

懇親会では皆さんの安堵の表情が印象的でした。

とりあえず一服して…

来月からまた気持ち新たに稽古に励んでください!

わざわざ応援に駆け付けてくださった他の稽古場の皆さんもありがとうございました!!
posted by wakeba at 00:31| 京都 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月01日

式年遷宮奉納

10月30日真謡会の伊勢神宮式年遷宮奉納、無事終了!

実に2年越しの構想が無事実現しました。

今回は前日から伊勢に入り、まずは会員の皆さんと前夜祭。
全国各地から伊勢に集合!ということで大いに盛り上がりました。

翌日は朝5時に起きての早朝参拝。
宇治橋から見る五十鈴川には朝霧が立ち込め神秘の世界。。
ガイドしてくださった神宮の方も、この景色はなかなか見られない…と。
朝の神宮は別世界でした。

伊勢1.jpg

いったん戻り、改めて全員で参拝。

今回は御垣内特別参拝、ということで神域に一歩近づくことが出来ました。

忝さに涙こぼるる…

伊勢2.jpg

いよいよ、舞台でのご奉納。

今回は神様に見ていただくつもりで!と一言。

伊勢3.jpg

いつもよりも落着いて謡い、舞うことが出来ましたね。

好天に恵まれ最高の奉納となりました。

次は20年後。

皆さん次も是非!
posted by wakeba at 22:53| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月21日

志度寺

昨日の京都での真謡会大会。

息子の「清経」に始まり、私の「江口」で幕を閉じた「父を偲ぶ会」。

皆さんいつも以上に気合が入っており、充実した舞台となりました。

出演者、先生方、お客様、スタッフの方々、本当にどうもありがとうございました。


後片付けもそこそこに、今は高松に来ています。

今日は思わず時間ができたので思い切って「海士」のふるさと「志度寺」まで行ってきました。

志度寺2.JPG



入ってすぐに海士の墓へ。

志度寺3.JPG


今から1000年以上も前に建立されたとされるこの石塔は苔むして、ひっそりと建っておりました。

平日の為か人気も少なくゆっくりと拝観。

本尊の十一面観音は拝観出来なかったものの、志度寺縁起絵画図のレプリカを前に詳しい説明が聞けたのは良かった。

志度寺1.JPG

これは海士が竜宮の門をくぐり、白い塔の上にある面向不背の球を取り返そうとする場面の絵。

自分がイメージしていた塔とは違うものの、満足。


明日もうひと頑張りして帰京します。






posted by wakeba at 23:56| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月26日

まだまだ…

「井筒」が終わりしばらく経ちました…

これまでの曲とは異次元の世界

恋の曲ですが私にとってはすべてが「濃い」曲でした!

「中入り」が要らない、と思ったのも初めて…

もともと「物着」だった、というのも納得できます。

もっと強い強靭な精神力をもって挑まないとダメです。

まだまだ…

鍛えなおして再度挑みます。
posted by wakeba at 23:16| 京都 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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